三味線の殺傷能力はかなり高い!?

こんにちは、caravanです(*'▽')!

今日は近所のGEOに行ってきたのですが、自宅に帰りGEOの袋を開けたら「ゲオナビ」なるDVDリリース情報のフリーペーパーが入っていました。

パラパラと捲っていると気になる文字が…「三味線で戦う少年のファンタジー冒険譚

 

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映画『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』公式サイト

……三味線で戦う!?

三味線で戦うと言われて思いつくものといえば、北野武監督の「座頭市」(2003年公開)。旅芸人の姉弟が、細工を施した三味線で人の首を絞めて殺すという原始的なことをやっていました。

 

また、私は見ていなかったのですが時代劇の「必殺仕事人」シリーズに登場したメインキャラクターの一人 "三味線屋の勇次" は、三味線を人の首にひっかけて吊るす、という首つりスタイルで戦っていたようです。

 

さらに、作家・谷崎潤一郎の小説「春琴抄」では、三味線のお師匠さんである盲目の美少女 “春琴” が丁稚の佐助どんを撥で殴る、自身を慕っている女弟子に撥を投げつけて顔に大けがをさせるなんていう場面もありました。撥で戦うスタイル……というより、これはただの傷害事件かもしれませんね(;´∀`)

 

三味線は長くて丈夫な糸や先のとがった撥などがあるので、けっこう武器としては殺傷能力が高そうです(笑)

 

気になったので三味線で戦う少年の映画の公式HPを見てみたのですが、タイトルが「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」。昨年末に日本でも公開されたアメリカのストップモーションアニメのようです。こんな興味深いものが公開されていたとは知りませんでした。

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そして気になる戦い方はなんと "三味線の音色で折り紙を操り敵を攻撃する" というスタイル。

 

おおっ……想像のはるか斜め上を行くエキセントリックな戦い方!

 

また、三味線と言っても細棹・中棹・太棹のどれなのか。予告編の映像も見てみましたが判断がつきません。なにせ人形なので三味線の形状もアバウトな感じ。ただ、糸巻きがかなり細いので細竿かな?という印象でした。

ちなみにバチは白とベージュのマーブル模様で大理石のような材質の謎バチです。

 

予告編では三味線の音色が一切出てこず、正解がわからなかったのですが、メイキング映像のバックで流れていた音楽には尺八や箏のフレーズに交じって津軽三味線らしき音色が!(正直、自信を持って断定できません。泣)

 

日本語吹き替え版の主題歌はあの吉田兄弟が担当されているということで、劇中でも津軽三味線の音色を聞けるかも♬

 

レンタルが開始されたらぜひ鑑賞して三味線の武器としての新たな可能性を確かめてみてください!

では('◇')ゞ